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……と、いつもよくあたる星占いに出ていたので、
その日は朝からワクワクドキドキ、
何が起こるのかひたすら楽しみにしていた。
いつものように出勤して、熱心な生徒たち相手に授業をし、
ランチ時に同僚教師と笑い話でリラックスして、
午後の授業のあと、自信をなくした生徒のカウンセリングを担当。
夕暮れ時、混んだバスに揺られて帰宅したあとは、
息子たちにおやつを作って、夕食の準備をし、
公文教室とホッケーの練習に車を走らせ、帰ってきたら遅い夕食。
午後9時頃に落ち着いたら
翌日の授業の準備をして通信講座のテキストを作って、
はっと気がついたら午前2時。
えっ、一年で最も幸運なはずの日が、とっくに終わってる……。
いつもと違ったことといえば、宝くじを買っただけ。
それもみごとに外れてたし。
なーんだと少々がっかりしつつ、
寝る前にネットでニュースをチェックする。
そして、自分の幸運の意味をはっきりと理解した。
その日一日、私の頭上で爆弾が炸裂することはなかった。
押し寄せる洪水で溺れることもなく、
対向車線から車が激突してくることもなかった。
不慮の事故で子供が病院に担ぎ込まれることもなく、
道を歩いていて不意に誰かが襲ってくることもなかった。
あたりまえのように食べ、働き、暮らしている自分。
大いなるものに生かされているこの命の不思議。
いつまでかは定かでないけれど、
この幸運が続く限り、
あらゆるものに感謝して日々を生きていきたい。
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