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「うらやましい」はうらやましくない?
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「来週からパリに行くんだ」と誰かが言えば、「えー、うらやましぃ〜〜〜」というのが日本語の定番。日本人同士の会話としては何にもおかしくないんですが、これをそのまま英語にして英語人に I envy you. などと言おうものなら、ギョッとした顔をされてしまいます。 envy は「〜をうらやむ、ねたむ、嫉妬する」という動詞で、日本語訳の「うらやましい」よりももっと強いニュアンスのある言葉。 Envy and covetousness are never satisfied.(ねたみと貪欲は、決して満足することがない)や Envy eats nothing but its own heart.(ねたみは、自らの心を食い尽くす)などということわざもあるくらいですから、本当に相手を心底ねたんでいない限り、かなり注意して使うべき言葉です。 日本語では、相手の境遇について「うらやましい」というと、相手は「いえ、そんなにいいわけではない」と謙遜します。例えば「来週パリに行く」という相手に「うらやましい」といえば、たいていは「仕事だから自由時間もない」などと返ってくるはず。これでお互いの立場が平等になり、面目が立つんですね。これは日本特有の謙遜の文化から来るものでしょう。 では、英語ではどう言うか。ズバリ、Lucky you!(いいね!)です。相手と一緒に喜んであげるような表現を選ぶこと。一般的に英語人は、他人と自分を必要以上に比べません。たとえ比べても、劣等感を持っていることを相手に絶対悟られないようにするはず。表向きには「他人は他人、自分は自分」の個人主義を貫いているので、言葉にも「うらやましい」は出てこないんですね。 その他のバリエーションも、以下のように状況に応じて使ってみてください。 ☆ I got a job. 就職が決まったんだ。 ★ Good for you! よかったね! ☆ I lost five pounds on a diet! ダイエットして5ポンドやせたのよ! ★ That's great! I should do that, too. すごい、私もやらなきゃ。 ☆ I asked Rina for a date, and she said YES! リーナをデートに誘ったらオーケーだって! ★ What a lucky guy you are! おまえ、ついてるなぁ!
★ Oh, I wish I could go with you. あー、一緒に行けたらなぁ。 ☆ I'm getting married to David. デビッドと結婚するの。 ★ That handsome guy!? I'm jealous... あのハンサムな人? いいじゃーん! ★ (可愛く言うこと! 言い方によっては、ねたましく聞こえる。) 最後に、ホントにホントにうらやましくてねたましくて、ムチャクチャくやしい時の言葉。 ★ You makes me green with envy... あんたって、憎らしいくらいうらやましい……。 |